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執筆者の写真横山三樹生

テレビ愛媛さんのニュースで取り上げていただきました

先日、取材に来ていただいたテレビ愛媛さんですが、ワークショップの模様が

3月17日に、ニュース番組での特集として放送していただきました。


松山市は四国の中で、積極的にSDGsに取り組んでいる自治体でもあります。

これからの展開が楽しみですね。


【テレビ愛媛・FNNプライムオンラインより】

 

「SDGs」ってよく聞くけど何?まずはカードゲームで体験!【愛媛】


SDGsについて体験的に理解できるカードゲームが、

今、企業や自治体などから注目を集めています。体験会を取材しました。


SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、

国連サミットで定められた17の目標を世界の国々が

2030年までに達成することを目指すもの。


そのSDGsの理解を深めてもらおうと松山市内で行われたのは、

岡山県の人材教育コンサルタント会社が開いたSDGsのカードゲーム体験会です。


HIT-LAB・横山三樹生代表:


「SDGsがなぜ私たちの世界で必要なのか、SDGsがあることによって、

どんな可能性が生まれるのか、それを頭ではなくてみなさんとゲームを通して

感じていただきたいんですね」


SDGsについて体験的に理解してもらおうと、松山市で初めて一般開催され、

県内外の企業などから13人が参加しました。


参加者:


「ここ3人一緒なんですけど会社。会社の中でSDGsを考えるチームに選ばれて、

こういった機会があったので参加させていただこうかなと」


「会社の方でSDGsを取り組んでいこうということで、

キックオフとして勉強に来させていただきました」


体験会で使用されていたのはSDGsに関する活動を行う一般社団法人

イマココラボが開発したカードゲーム「2030SDGS」。


アメリカ・ニューヨークの国連本部での体験会でも使われたものです。


HIT-LAB・横山三樹生代表:


「つながりを体感していただく、とても重要なポイントでゲームを通じて

色んな方と関わり持っていただいて、自分が行った行動が様々なものに影響を与えている。誰ひとり取り残さない社会というものを実際どういうものなのかゲームを通じて

体感していただくことがとても大事」


参加者に配布されたのは、それぞれ内容の違う「プロジェクトカード」に「お金」と

「時間」のカードに、ひとりひとり違う人生の目標が設定された「ゴール」カードです。


ゲームのルールはシンプル、お金と時間のカードを使って経済や環境などに関する

プロジェクト活動を行いながら、それぞれのゴールに沿って目標達成を目指します。


スタッフ:「はい、プロジェクト達成です。お金が800、黄色が+1です」


そして、このゲームの展開に直結するのが経済、環境、社会の分野別に表わした

「世界の状況メーター」。


実はこのメーターは参加者の行動次第で、

プラスやマイナスに変動する仕組みになっています。


そして、ゲームの世界をより現実の世界と紐づけるために許されているのが、

参加者同士の交渉です。


参加した女性:


「私、ゴール達成しちゃった。これ、どうしたらいいんだろう?でも、

これはみんなのためになるように動いた方がいいよね無駄にしない」


ゴールしてお金のカードが余っていた女性の前に現れたのが、

お金のカードが必要だと訴える男性。


参加した男性:「お金が足りない」


別の男性:「お金借りんけんよ?借りていってきて返せばいい」


誰かの力になりたい女性と助けを求めていた男性。


ゲームの中ではこうした思いやりの輪が次々生まれ、

前半戦では参加者の半数がゴールすることができました。


このゲームでは前半戦が現在から2025年まで、

後半戦がSDGs達成年である2030年を想定して進みます。

2025年を想定した世界の状況メーターを見てみると…。


HIT-LAB・横山三樹生代表:


「経済は絶好調、まあまあ暮らしやすい社会だけど刻一刻と環境が悪化し、私たちの生存が厳しい状況イメージしてくださいね。そんな状況の地球です」


この結果を受けて、後半戦では参加者の行動に変化が表れ始めます。


参加者:


「今は環境と社会のマグネットが少ないので増やしてこようかなと

お金と時間をつかっちゃうんですけど、その方がいいかなと」


始めは自分のゴールを目指して、自己中心的に考えていた参加者たちでしたが、

次第に周りの状況に気づき始めると参加者同士で声を掛け合い、助け合い、

世界の目標に向かってそれぞれがどんな行動をすべきか考え始めました。


その結果…。


HIT-LAB・横山三樹生代表:


「すべてのパロメーターが10を満たすことが国連で定めた一つの条件。今回、環境が一歩というところなので達成率は94%」


環境と社会のメーターもアップし、最終的に参加者13人中12人が

ゴールすることができました。


参加者:


「自分一人ではできないんだなというのを感じたので、SDGsも

パートナーシップが大事なんだなと感じました」


「具体的に数字化してというところでSDGsのイメージも湧きましたし、

経済環境社会という3つの大きな基盤も相互に関わっているのが

ゲームを通して分かりました」


SDGsは1人1人の行動と周りとの連携が大切です。

まずはきっかけを作ってSDGsに関する理解を深めてみませんか?

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